[2K_PL01] 国際廃炉研究開発機構における研究開発の状況
福島第一の廃炉作業は前例のない困難な取り組みであり,国・東京電力・研究機関などが一体となって着実に取り組んでいる。本セッションでは東京電力および研究機関より現在の取り組みについて紹介する。IRIDより最大の課題である溶融して冷えて固まった燃料デブリの取り出しに関連する技術開発の現状を紹介する。東京電力より廃炉・汚染水・処理水対策の現状と今後の課題について紹介する。JAEAより燃料デブリ、放射性廃棄物処理・処分、遠隔測定に関する研究開発成果を報告するともに、公募事業として実施している英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業について紹介する。