2023 Fall Meeting

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Oral presentation

III. Fission Energy Engineering » 301-1 Reactor Physics, Utilization of Nuclear Data, Criticality Safety

[2M08-09] Advanced Reactor Analysis

Thu. Sep 7, 2023 2:45 PM - 3:20 PM Room M (ES Bildg. 3F ES034)

Chair:Shuhei Maruyama(JAEA)

2:45 PM - 3:00 PM

[2M08] The γ-heating effect on core temperature distribution in MoveluX

*Rei Kimura1, Kazuhito Asano1 (1. Toshiba ESS)

Keywords:vSMR, micro reactor, γ-heating, neutronics-thermal coupling

MoveluXは減速材に水素化カルシウムを採用しているが,800℃以上で水素が乖離するため減速材温度800℃以下が設計上の熱的な制約の一つとなる.これまでの検討でヒートパイプを減速材と燃料要素の間に配置し,断熱材として機能させることで減速材温度をヒートパイプ温度とほぼ同等に保つことが出来ることを示したが,過去の検討では燃料領域のみの発熱を考慮していた.一方で実際にはガンマ線による発熱が存在し,ガンマ線はヒートパイプを透過して減速材を発熱させると考えられる.本研究では光子・中性子輸送計算によりガンマ線の発熱を考慮し,減速材の温度への影響を評価した.