[3H_PL02] 原子力(学会)と哲学
哲学者である戸谷洋志氏の手になる「原子力の哲学」は、同氏による長年の哲学に関する知見をもとに、7人の哲学者による原子力をめぐる彼らの思想を、原子力と人間との関わりについて新たな側面として整理し提示した著書である。それは原子力とともに生きる世界はどのようなもので、そうした世界に生きる人間はどのように存在しているのか、その根源を問うたものとなっている。
本セッションでは同氏のこのような論を紹介し、それをふまえた議論を行うことで、私たちあるいはもっと広くには今のこの社会なり文明なりが、原子力とどう向き合うべきかという視点を、原子力学会員あるいは原子力学会に示唆するための契機を提供することをめざす。
本セッションでは同氏のこのような論を紹介し、それをふまえた議論を行うことで、私たちあるいはもっと広くには今のこの社会なり文明なりが、原子力とどう向き合うべきかという視点を、原子力学会員あるいは原子力学会に示唆するための契機を提供することをめざす。