2023年春の年会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-3 トリチウム工学(燃料回収・精製,計測,同位体効果,安全取扱い)

[2A06-11] トリチウムプロセス

2023年3月14日(火) 14:45 〜 16:25 A会場 (11号館1F 1101)

座長:見城 俊介(QST)

16:00 〜 16:15

[2A11] 先進固体トリチウム増殖材Li2TiO3 + 20wt% Li2ZrO3からのリチウム蒸発量の定量

*一本杉 旭人1、片山 一成1、星野 毅2 (1. 九州大学、2. 量子科学技術研究開発機構)

キーワード:固体トリチウム増殖材、Li2TiO3 + 20wt% Li2ZrO3、リチウム蒸発、トリチウム

固体増殖材は高温環境下で使用されることから、材料中のリチウムの蒸発による、リチウム含有量の低減とそれに伴うトリチウム生成量の減少が懸念されている。本研究では、先進固体トリチウム増殖材Li2TiO3 + Li2ZrO3からのリチウム蒸発量の定量、並びに温度と水蒸気濃度依存性を調査し、ブランケットにおけるリチウム蒸発量について議論する。