2023年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2E13-17] 荷電粒子入射反応

2023年3月14日(火) 15:50 〜 17:10 E会場 (12号館2F 1225)

座長:国枝 賢(JAEA)

16:20 〜 16:35

[2E15] 230MeV/u α粒子入射荷電粒子生成二重微分断面積の測定(2)

*古田 稔将1、魚住 裕介1、山口 雄司2、岩元 洋介2、佐波 俊哉3、古場 裕介4 (1. 九大、2. JAEA、3. KEK、4. QST)

キーワード:二重微分断面積、PHITS、α粒子入射

本研究では、230 MeV/u の α 粒子入射荷電粒子生成反応の二重微分断面積(DDX)の解析を目的とする。 230MeV/u の α 粒子ビームを標的核 C,Al,Co に入射し、その結果生じた放出角度 15°,20°,40°,60°における荷電粒子 p,d,t,3He,α の生成量を測定し、各標的核・放出角度の DDX を取得した。検出器として Si 半導体検出器、 GSO シンチレータ、PWO シンチレータで構成されたカウンターテレスコープを使用し、放出粒子の種類お よびエネルギーの同定には E-ΔE 測定法を用いた。