2023年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-2 核燃料とその照射挙動

[2F11-15] 次世代燃料・事故耐性燃料

2023年3月14日(火) 15:35 〜 17:00 F会場 (12号館3F 1232)

座長:廣岡 瞬(JAEA)

16:20 〜 16:35

[2F14] 粒度の異なる乾式回収MOX粉末の焼結挙動

*林崎 康平1、廣岡 瞬1、砂押 剛雄2、中道 晋哉1、村上 龍敏1 (1. JAEA、2. 検査開発)

キーワード:乾式回収粉末、焼結、熱膨張計、MOX

乾式回収MOX粉末は仕様から外れた焼結体を粉砕したものであり、一度焼結を経験している粉末であるため、原料粉末と比べて収縮しづらいことや、焼結前から固溶体を形成している特徴がある。今回、様々な乾式回収MOX粉末の焼結試験を行い、粒度分布と焼結挙動の関係を評価した。平均粒径が小さい粉末ほど収縮率が大きく、昇温速度が小さいほど焼結密度が大きくなる結果が得られた。また、収縮曲線を用いてマスターシンタリングカーブを作成し、各粉末の見かけの活性化エネルギーを評価した。