[2I01-05] 廃棄物管理1

[2I01] 福島第一原子力発電所で採取された固形分を含む滞留水のα核種分析

(1) 3号機滞留水のα核種分析

大内 和希¹、*岡 壽崇¹、蓬田 匠¹、森井 志織¹、北辻 章浩¹、駒 義和¹、今野 勝弘² (1. JAEA、2. 東電HD)

キーワード：福島第一原子力発電所、滞留水、ICP-MS、微粒子

島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋滞留水に含まれる粒子状固形分のα核種の存在状態の把握の一環として、滞留水を孔径10，1，0.1，0.02 μmのフィルタを用いて粒径ごとに分級し，固形分とろ液中のUおよびNp濃度をICP-MSで調べた。どちらの核種も大部分は10 μm以上の大きな粒子に存在していること，一部は0.02 μm以下の微細粒子もしくはイオン状で滞留水中に存在することなどがわかった。