2024年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[1B04-06] ガラス固化2

2024年3月26日(火) 11:05 〜 11:55 B会場 (21号館2F 21-204)

座長:中林 亮(電中研)

11:35 〜 11:50

[1B06] 放射性廃棄物の減容化に向けたガラス固化技術の基盤研究

(127)小型ガラス溶融炉を用いた撹拌技術開発

*宇留賀 和義1、宇佐見 剛1 (1. 電中研)

キーワード:ガラス固化、白金族元素、イエローフェーズ、撹拌、ガラス溶融炉

高レベル放射性廃液のガラス固化では,ガラス溶融炉内での白金族元素の沈降やイエローフェーズ(モリブデン酸塩系の分離相)の形成が課題となっている。溶融炉内のガラスを撹拌することができれば,これら課題の解決につながる可能性がある。本研究では,小型のガラス溶融試験炉を使用し,空気の吹込み(バブリング)等によるガラスの撹拌操作を行った。この撹拌操作による白金族の沈降抑制効果やイエローフェーズの形成抑制効果,さらには溶融炉の運転性やオフガスへの移行挙動に関する知見について発表する。

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