2024年春の年会

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IV. 原子力プラント技術 » 401-2 原子炉の運転管理と点検保守

[1M04-06] 運転管理と点検保守2

2024年3月26日(火) 11:10 〜 12:00 M会場 (21号館4F 21-424)

座長:石田 仁志(INSS)

11:40 〜 11:55

[1M06] 非常用ディーゼル発電機軸封部に使用されるOリングの破断原因評価

*古橋 幸子1、倉部 信行1、加藤 慶輔1 (1. 東電HD)

キーワード:非常用ディーゼル発電機、軸封部、Oリング、接着剤、施工、寿命評価、加速劣化試験、引張試験

非常用ディーゼル発電機の試運転中に、軸封部から潤滑油が漏えいしていることを確認した。分解点検の結果、潤滑油の外部漏出を抑制するためのシール機能を有するOリングの破断が確認された。このOリングは部品交換の際に1箇所切断し、軸受に取り付け、接着剤で切断面を接合させている。今回、Oリングの破断面が接着剤の接合面であったことから、接着剤の劣化や作業のばらつきが寿命に与える影響を明らかにするため、引張試験や加速劣化試験を行った。調査結果から、Oリング接着部の破断は劣化によるものではなく作業のバラつきの影響が大きいことが分かった。

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