2024年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-1 基礎物性

[2E11-13] 基礎反応・模擬FP

2024年3月27日(水) 14:45 〜 15:35 E会場 (21号館3F 21-313)

座長:橋爪 健一(九大)

15:15 〜 15:30

[2E13] MOX燃料の熱伝導率における燃焼度の影響評価

(2)燃焼度を含む熱伝導率モデルの検討

*廣岡 瞬1、堀井 雄太1、村上 龍敏1 (1. JAEA)

キーワード:MOX、熱伝導率、核分裂生成物、燃焼、フォノン

MOX燃料の熱伝導率は、燃焼によるFP及び照射欠陥の蓄積や、局所的な密度変化の影響を大きく受ける。特に固溶性のFPは熱伝導率を低下させる主要な要因と考えられており、MOXの熱伝導率は1990年代に報告されたUO2の模擬照射燃料(SIMFUEL)のデータを用いて燃焼度の影響が評価されている。そこで、本研究で新たに取得した模擬FP含有MOXの熱伝導率を用いて、燃焼に伴う固溶性FPの影響を評価した。Philipponeauが提案した熱伝導率モデルとよく一致し、Lucutaのモデルでは熱伝導率を低く見積もる結果が得られた。

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