2024年春の年会

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一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-1 基礎物性

[2E14-18] 高温ガス炉・基礎物性

2024年3月27日(水) 15:35 〜 16:55 E会場 (21号館3F 21-313)

座長:牟田 浩明(阪大)

16:05 〜 16:20

[2E16] 機械学習分子動力学による(Ca,Sr)F2の中性子非弾性散乱の評価

*中村 博樹1、町田 昌彦1、渡部 雅1、加藤 正人1 (1. JAEA)

キーワード:CaF2、SrF2、ブレディック転移、中性子非弾性散乱、機械学習分子動力学

MOX燃料物質の熱物性を計測する際、融点近くの高温領域での実験は困難である。そこで、代替物質として、融点が低く、結晶構造が同じであるフッ化カルシウムとフッ化ストロンチウムの固溶体(Ca,Sr)F2を用いて、高温物性の特徴を評価することがある。本発表では、第一原理計算を学習した機械学習分子動力学を用いて(Ca,Sr)F2の中性子非弾性散乱で測定される動的構造因子を評価した。特に、融点直下で比熱の増大が起こるBredig転移温度付近での振舞いを詳細に調べ、MOX燃料への応用について議論する。

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