2024年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-1 基礎物性

[2E19-21] シビアアクシデント・燃料デブリ・腐食

2024年3月27日(水) 16:55 〜 17:45 E会場 (21号館3F 21-313)

座長:瀬川 智臣(JAEA)

17:25 〜 17:40

[2E21] 水酸化ナトリウム–硝酸交互浸漬環境におけるR–SUS304ULC/Ta/Zr接合材の水素吸収挙動

*石島 暖大1、上野 文義1、阿部 仁1、五十嵐 誉廣1 (1. JAEA)

キーワード:使用済核燃料再処理施設、タンタル、水素脆化、異種金属接合継手

異材接合継手について除染時における腐食による水素吸収に起因するタンタル(Ta)の脆化影響を検討するため、実機相当の異材接合材および純Taについて種々の濃度の水酸化ナトリウムと硝酸との交互浸漬試験および電気化学測定を実施した。その結果、異材接合材中のTaへの水素吸収は純Taと比較して抑制されることを明らかにした。電気化学測定より、この原因はTaがステンレスおよびジルコニウムと接触することで水素発生源がTaからステンレスおよびジルコニウム表面に分離することとTaが不働態化し水素吸着が抑制されるためと考察された。

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