2024年春の年会

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V. 核燃料サイクルと材料 » 503-1 原子炉化学,放射線化学,腐食化学,水質管理

[3E04-07] Cs挙動、除染、ラジオリシス、腐食

2024年3月28日(木) 10:55 〜 12:00 E会場 (21号館3F 21-313)

座長:和田 陽一(日立)

11:10 〜 11:25

[3E05] H2-CO2混合ガスまたは炭酸水へのγ線照射によるメタン生成に及ぼす共存物質の効果

*臼井 利明1、大塚 哲平2、藤乗 幸子3 (1. 近大院・総理工、2. 近大・理工、3. 阪大・産研)

キーワード:放射性廃棄物、γ線、炭酸水、メタネーション、エネルギー変換

前回報告において、H2-CO2混合ガスに電子密度の異なる金属棒を共存させてγ線照射したところ、AlやPbよりもNiと共存させた場合に、多くのメタンが生成したことを報告した。今回は、γ線照射によって共存物質表面で生成した低エネルギー電子の利用に加えて、粉末のNiやTiO2光触媒、Ni担持Al2O3などの触媒効果がメタン生成挙動に及ぼす影響を調べた。また、被照射体であるH2-CO2の密度を上昇させる狙いで、H2-CO2混合ガスの代わりに、炭酸水からのγ線照射によるメタン生成挙動を調べた。報告では、H2-CO2混合ガスおよび炭酸水へのγ線照射によるメタン生成において共存物質が果たす役割について議論する。

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