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[3H10] IFMIF原型加速器LIPAcでの重陽子ビームを用いたMEBT四極電磁石の磁場勾配測定
キーワード:重陽子加速器、四極電磁石、磁場勾配、fringe-field model、hard-edge model
ビーム光学設計をする時に、四極電磁石に対しては磁場分布がビーム進行方向に矩形であるhard-edge modelがよく用いられるが、実際の四極電磁石にはfringing fieldが存在する。そのため、実際のビーム運転においては、ビームサイズが光学設計時に想定していたものと異なることで、予期しない粒子損失が発生し、ビーム運転に影響を与えることがある。今回、四極電磁石のfringing field を調べるために、IFMIF原型加速器LIPAcの中エネルギービーム輸送部(MEBT)に設置されている四極電磁石に対して、5 MeVの重陽子ビームを用いて磁場勾配を測定した。さらに、field map モデル 及びhard-edgeモデルの粒子トラッキングで得られた磁場勾配とも比較し、詳細を調べたので報告する。
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