2024年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[3L14-16] 新型炉開発

2024年3月28日(木) 15:35 〜 16:25 L会場 (21号館4F 21-423)

座長:方野 量太(JAEA)

15:50 〜 16:05

[3L15] 円板型天然ウラン燃料を用いたBe減速熱中性子増殖炉の概念設計

*山下 智裕1、高木 直行1 (1. 東京都市大)

キーワード:天然ウラン、Be減速材、熱中性子増殖炉、円盤型燃料

Be減速熱中性子増殖炉は、燃料に天然ウラン、冷却材に軽水、減速材にベリリウムを用いて増殖を達成する可能性がある。ベリリウムは中性子の吸収が少なく、(n. 2n)反応を利用することで中性子増倍材としての役割を担う。本検討では、同一Vm/Vfの条件下で、ピン型燃料と比べ長い拡散距離を確保しやすく、十分に中性子を減速できる板状燃料を採用し、パラメータサーベイにより燃料と減速材の最適厚さを決定して熱中性子増殖炉としての成立性の検討および炉心性能の評価を行った。

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