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[201] 市街化調整区域における農地の隣接環境に拠る類型化と耕作状況の比較
-長野県小布施町都住地区を対象地域として
キーワード:農住混在、農振農用地、市街化調整区域、隣接環境、類型化
本研究の目的は、1) 農家と住宅が混在する地域において、農業振興地域制度と土地利用に着目し、農地を隣接環境別に類型化すること、2) 隣接環境の類型別の耕作状況を比較することである。その結果、次のような結論が得られた。1) 農振農用地である青地は集塊する傾向がみられた一方で、農用地区域外農地にあたる白地は農地と住宅の中間的な地域として存在していた。2) 隣接環境の類型によって耕作状況は異なり、農地に囲まれた青地・白地は耕作されやすいのに対し、非農地に隣接する白地や道路に面した青地は耕作が行われにくい傾向にある。