日本認知心理学会第15回大会

講演情報

ポスター講演

ポスター発表: 思考・言語, 感情・動機, 社会的認知

[P3] ポスター3 《思考・言語, 感情・動機, 社会的認知》

2017年6月4日(日) 10:00 〜 12:00 ポスター会場1 (524教室)

[P3-14] 感情認識が内受容感覚に与える影響

*田仲 祐登1、伊藤 友一2、柴田 みどり2、寺澤 悠理3、梅田 聡3 (1. 慶應義塾大学社会学研究科、2. 慶應義塾大学先導研究センター、3. 慶應義塾大学文学部)

キーワード:内受容感覚、情動、アレキシサイミア

嫌悪,恐怖,喜びといった情動の生起には,自律神経反応が伴っている。情動によって生じる自律神経反応は意識的に感じられることがあり,自律神経反応を含めた身体内部の状態の知覚は内受容感覚と呼ばれている。本研究では,内受容感覚の意識的な感じやすさが,情動の種類あるいは性格傾向の違いによって異なるのかを検討した。参加者は嫌悪,恐怖,喜びを喚起させる画像を見たときに,自身の身体に変化が生じたかを答えた。内受容感覚を知覚できた刺激の数は嫌悪の情動が最も多く,次いで恐怖,喜びの順番であった。また,アレキシサイミア傾向が高い人は,恐怖の情動に対して身体の変化を感じにくく,状態不安の高い人は,喜びの情動に対し,身体の変化を意識的に知覚しやすかった。これらの結果は,意識的な内受容感覚は情動の種類によって感じやすさが異なっていること,それは性格傾向の影響も受けていることを示唆している。

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