東ソーグループは、コモデイティとスペシャリティ部門を両軸にハイブリッドカンパニーとして事業展開しています。セメント工場は、自社で発生する廃棄物・副産物の有効利用で社内インフラの基盤を支え、また、社外から受入れた廃プラなどの燃料化により循環型社会の形成に貢献しています。

トクヤマセメントの起源は、祖業であるソーダ灰の製造工程の副産物を原料にしたことにあります。その精神は80年以上に亘り脈々と受け継がれ、ごみ焼却灰の再資源化や廃プラスチックの燃料化など、環境に配慮した技術を生み出してきました。人々の暮らしを守りながら、環境と調和した社会づくりに貢献しています。

「ヘルスケア」、「環境・エネルギー」、「高付加価値インフラ」を重点分野に掲げ、化学の未知なる可能性に挑戦、新たな価値を創造（つくる）ことで、社会発展への貢献を目指す化学会社です。インフラ分野では、廃棄物のセメント再資源化による循環型社会の構築や二酸化炭素削減に貢献する炭酸化混和材「LEAF」等を展開し可能性に挑戦しています。