コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 混和材料/自然治癒・自己治癒

混和材料Ⅰ

2014年7月9日(水) 10:00 〜 12:00 第7会場 (第3リハーサル室)

[1011] 混和材を多量置換したコンクリートの中性化抑制に及ぼす乳化処理精製食用油の影響

座長(土木):檀康弘
座長(建築):鹿毛忠継
講演者:韓千求1, 韓敏喆1, 李建哲2, 趙萬基1
(1.清州大学校 2.韓国交通大学校)

キーワード:Blast furnace slag powder, Carbonation, Emulsified waste cooking oil, Fly ash, フライアッシュ, 中性化, 乳化処理精製食用油, 高炉スラグ微粉末

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
本研究では,乳化処理精製食用油(EWCO)を混入した混和材多量置換コンクリートの基礎的特性および中性化抑制特性について検討した。スランプと空気量の場合 EWCOの混入率が増加するほど減少する傾向を示した。圧縮強度の場合,OPC調合の方が混和材を多く置換した調合に比べて高い強度を示しており, EWCO の混入率が増加するほどすべての調合で減少する傾向を示した。しかし,中性化特性として中性化測定深さは,EWCOを1%混入したFA30およびBS60の場合,OPCのみを使用した調合とほぼ同様の中性化抑制効果を示した。