コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 混和材料/自然治癒・自己治癒

混和材料Ⅰ

2014年7月9日(水) 10:00 〜 12:00 第7会場 (第3リハーサル室)

[1013] 混和材を高含有したコンクリートのCO2削減効果

座長(土木):檀康弘
座長(建築):鹿毛忠継
講演者:溝渕麻子, 小林利充, 神代泰道, 一瀬賢一
(大林組)

キーワード:admixture, carbon dioxide emission, CO2排出量, compressive strength, low carbon, water-binder ratio, 低炭素, 圧縮強度, 水結合材比, 混和材

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
本研究は,混和材を高含有したコンクリートのCO2削減効果を把握することを目的に,結合材の種類および混合割合,水結合材比をパラメータとした実験を行い,結合材水比と強度の関係および結合材水比とCO2排出量の関係をもとめ,対象とするコンクリートのCO2排出量低減率を算定した。その結果,CO2排出量の削減率は,強度レベルによらず結合材中のセメントの混合割合と相関が高いことが実験結果からも確認することができた。また,適用事例および既往の研究例での検証も行った。