コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 高強度コンクリート(材料)/強度・力学的性質

強度・力学的性質Ⅲ

2014年7月11日(金) 13:30 〜 15:15 第6会場 (第1リハーサル室)

[1058] コンクリートの圧縮強度に及ぼす脱型時期と養生条件の影響

座長(土木):宮澤伸吾
座長(建築):大久保孝昭
講演者:井上祐二1, 水越睦視2, 喜多茂3, 吉川俊彦4
(1.中讃協業生コン 2.香川高等専門学校 3.住友大阪セメント 4.BASFジャパン)

キーワード:compressive strength, curing condition, maturity, pore size distribution, removal time of forms, 圧縮強度, 積算温度, 細孔構造, 脱型時期, 養生条件

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本研究では,標準期,夏期,冬期において養生条件を変化させた実機試験を行い,脱型時期と養生条件がコンクリートの圧縮強度に及ぼす影響について検討した。その結果,20℃水中養生(標準養生)強度は脱型時期が遅くなるに伴い低下する傾向にあり,この傾向は夏期において顕著であることがわかった。また,水中養生強度は,養生温度に関わらず,標準養生強度と積算温度の関係式から推定できるが,封緘養生強度はこの関係式からは推定できないこと,標準養生供試体と20℃封緘養生供試体の細孔構造には違いがあることが示された。