コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » マスコンクリート/舗装・ダム

マスコンクリート/舗装・ダム

2014年7月11日(金) 13:30 〜 15:30 第9会場 (e-とぴあ・かがわクラスルームA)

[1243] 低発熱形セメントを用いた膨張コンクリートの温度応力評価

座長(土木):鈴木康範
座長(建築):黒岩秀介
講演者:三谷裕二, 大野拓也, 谷村充
(太平洋セメント)

キーワード:expansive concrete, low-heat type cement, massive concrete, material model, thermal stress, 膨張コンクリート, マスコンクリート, 低発熱形セメント, 温度応力, 材料モデル

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
中庸熱および低熱ポルトランドセメントを用いた膨張コンクリートを対象に,種々の温度下におけるPC鋼材およびインバー鋼材を用いた一軸拘束試験を行い,温度応力の低減効果や拘束膨張・収縮特性の温度依存性について検討した。また,鋼材ひずみと鋼材比の関係より応力解析用の膨張ひずみおよびヤング係数を算出し,各々について温度依存性を考慮した材料モデルを構築した。さらに,このモデルを適用した応力評価法により,マスコンクリートを想定した温度履歴を受ける膨張コンクリートの応力挙動を概ね良く推定できる可能性を示した。