コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » マスコンクリート/舗装・ダム

マスコンクリート/舗装・ダム

2014年7月11日(金) 13:30 〜 15:30 第9会場 (e-とぴあ・かがわクラスルームA)

[1245] ヒートパイプを利用したパイプクーリング

座長(土木):鈴木康範
座長(建築):黒岩秀介
講演者:伊吹真一1, 船本恵一2, 前田智宏1, 飯塚隆博1
(1.鉄建建設 2.国土交通省)

キーワード:heat pipe, mass concrete, pipe cooling, thermal stress analysis, パイプクーリング, ヒートパイプ, マスコンクリート, 温度応力解析

論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
マスコンクリートにおけるひび割れ抑制対策として,断面内に熱移動量の大きなヒートパイプを設置し,コンクリートの水和熱による温度上昇を抑制する方法を行った。ヒートパイプは作動液の気化により熱移動が発生するメカニズムであり,一般的なコンクリートの温度応力解析への適用には熱伝導率を設定することが必要となる。実構造物での計測および模型実験を通して,ヒートパイプを利用したパイプクーリングによるコンクリートの温度低下量を測定し,解析用物性値の提案とそれを用いた解析でのひび割れ抑制効果の検証を実施した。