コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » リサイクル/サステナビリティ(環境側面)

リサイクルⅡ/サステナビリティ(環境側面)

2014年7月11日(金) 11:00 〜 12:30 第7会場 (第3リハーサル室)

[1356] トラックアジテータの洗浄によって生じる液状化したモルタルの使用

座長(土木):堀口賢一
座長(建築):黒田泰弘
講演者:中村修二1, 船越孝浩1, 川原隆1, 島弘2
(1.徳島県生コンクリート工業組合 2.高知工科大学)

キーワード:スラッジ, トラックアジテータ, 付着モルタル, 化学混和剤, 洗浄モルタル, 産業廃棄物

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
荷卸し後のトラックアジテータ(以下,運搬車という。)の洗浄を定められた水量で行う。この洗浄によって生じる液状化したモルタル(以下,洗浄モルタルという。)をドラム内に持ち帰った運搬車から排出せず,その洗浄に用いられた水量を減じた新たなコンクリートを積み込み混合して使用する方法について実験を行って検討した。スランプ,空気量については,化学混和剤の使用を増量することにより所要の品質が得られた。強度は一般のコンクリートと差はなかった。運搬毎に洗浄モルタルを使用することは,スラッジ等の産業廃棄物の発生を大幅に抑制することになるとともに,製品の容積,配合の適正化にもつながることとなる。