コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(B.構造・設計) » 耐震補強/地震被害

耐震補強Ⅲ/地震被害Ⅰ

2014年7月11日(金) 09:00 〜 10:45 第8会場 (国際会議場)

[2154] ポバール樹脂およびポリマーセメントモルタルを用いたビニロン繊維メッシュ巻立て工法によるRC柱のじん性補強効果

座長(土木):渡辺(健)
座長(建築):増田安彦
講演者:赤熊宏哉1, 松本浩嗣1, 正木守2, 三宅紀3
(1.東京工業大学 2.富士ピー・エス 3.ユニチカ)

キーワード:RC column, Vinylon fiber mesh, Poval resin, Polymer cement mortar, Ductility, RC柱, ビニロン繊維メッシュ, ポバール樹脂, ポリマーセメントモルタル, じん性率

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ポバール樹脂およびポリマーセメントモルタルを用いてビニロン繊維メッシュを巻き立てたRC柱の正負交番載荷試験を行い,じん性補強効果を検討した。その結果,ポバール樹脂およびポリマーセメントモルタルを用いてビニロン繊維メッシュを巻き立てて補強を行うことにより,破壊モードをせん断破壊から曲げ破壊に移行させることができた。さらに,ビニロン繊維メッシュの積層数が多いほどじん性率が向上し,8層のビニロン繊維メッシュで補強された試験体では6.99のじん性率が発揮され,大きく変形性能を向上させることがわかった。