耐震補強Ⅱ

[2149] 低強度コンクリート既存鉄筋コンクリート建物のあと施工アンカーの引張・せん断に関する現地載荷試験

座長(土木)：秋山充良
座長(建築)：堀田久人
講演者：根口百世¹, 南宏一² (1.高知工業高等学校定時制建築科 2.福山大学名誉教授工学部)

キーワード：exsisting buildings, low strenth concrete, on-site structural test, post-installed anchor, shear test, tensile test, あと施工アンカー, せん断試験, 低強度コンクリート, 引張試験, 既存建物, 現地載荷試験

圧縮強度13.5N/mm2未満の低強度コンクリート既存建物にあと施工アンカーを打設し，現地載荷試験を実施し，耐力および剛性の検討を行った。その結果，既往の普通強度コンクリートに対して提案されている耐力の評価式は，低強度コンクリートに対して適用した場合でも，引張耐力およびせん断耐力を安全に評価できることが示された。また，低強度コンクリートであっても十分な剛性を有していることが示された。