JCI Annual Convention in CHIBA

実行委員長の挨拶

 
JCI創立50周年記念年次大会(千葉)へのお誘い
コンクリート工学年次大会2015(千葉)


-コンクリートと歩んだ50年 そして未来へ-
 
実行委員長 睦好宏史(埼玉大学教授)
 
日本コンクリート工学会は1961年に「ACI(アメリカコンクリート工学協会)日本支部」として発足し,1965年に本工学会の前身である「日本コンクリート会議」が設立され,1975年に「日本コンクリート工学協会」に名称を変更し,2011年に現在の名称に変更して今日に至っています。今年は,日本コンクリート工学会創立50周年を迎えます。この節目となる第37回コンクリート工学年次大会は「コンクリートと歩んだ50年 そして未来へ」をキャッチフレーズとして,7月14日(火)~16日(木)の3日間,千葉市で開催いたします。年次大会前の12日(日)には,JCI創立50周年記念行事が,また13日(月)には記念国際シンポジウムが都内で開催されます。
「コンクリートと歩んだ50年 そして未来へ」のキャッチフレーズには,「温故知新」という意味が込められています。すなわち,これまで先人が築いてきたコンクリート技術を振り返り,未来に向けてさらなる新しい技術を築いていこうというものです。50年を一つの区切りとして,コンクリートのさらなる発展を切望する次第です。
 本大会の開催場所は千葉市の幕張メッセです。JR海浜幕張駅の近くにあり,都内からも大変便利なところです。懇親会は会場の隣のホテルニューオータニ幕張で行います。
コンクリート工学講演会では,560件の論文・報告が予定されており,コンクリートに関する新たな知見が発表されるとともに,それに対する活発な意見交換を期待しています。コンクリートテクノプラザでは,74社の技術の展示に加えて,技術紹介セッションで最新技術の紹介が行われます。生コンセミナーでは「これまでの50年,これからの50年」をテーマに発表とパネルディスカッションが行われます。特別講演会では,建築家の内藤廣氏を講師に迎え,「建築とコンクリート」と題してご講演していただくとともに,2015年度JCI作品賞受賞者による発表が行われます。見学会は,「豊洲新市場水産仲卸売場の免震構造高層マンション工事現場見学」,「東京外かく環状道路の建設工事現場見学」の2つのコースを計画しております。さらに,学生により,コンクリートの3つの力学的特性を競う「キング・オブ・コンクリート」を実施します。
本大会がコンクリートの益々の発展に貢献することを祈念して,多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。