コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » ポリマーコンクリート/高流動コンクリート

ポリマーコンクリート/高流動コンクリート

2016年7月8日(金) 09:00 〜 10:30 第1会場 (5F 国際会議室)

座長:丸岡正知(土木), 梅本宗宏(建築)

[1233] 鋼繊維補強高流動コンクリートのポンプ圧送性に関する検討

臼井達哉1, 木ノ村幸士1, 坂本淳1, 斎賀雄1 (1.大成建設)

キーワード:pressure loss in pipe flow, pumpability, self-compacting concrete, steel fiber reinforced concrete, 鋼繊維補強コンクリート, 高流動コンクリート, 圧送性, 管内圧力損失

重複複数シールドによる地下空間構築工法における中詰コンクリートに適用する鋼繊維補強高流動コンクリートの配合選定行いポンプ圧送試験を実施し,圧送によるフレッシュ性状,圧縮強度等の品質の変化,圧送可能距離について評価した.その結果,圧送によるスランプフローの低下量は,通常の高流動コンクリートと比較し非常に大きく,自己充塡性を確保できる圧送可能距離,吐出量は,水平換算距離200m,吐出量25m3/hであった.また,自己充塡性を確保できる範囲においては,圧送前後の圧縮強度,引張軟化曲線で大きな差がないことが明らかになった.