[1055] A Study on Compressive Strength of Concrete with Different Grading of Coarse Aggregate Based on Excess Paste Theory
Keywords:cncrete、coarse aggregate、compressive strength、excess paste theory、grading、solid content in mixture aggregate、コンクリート、余剰ペースト理論、圧縮強度、混合実積率、粒度分布、粗骨材
本研究は,構成割合を一定としたコンクリートにおいてJIS A 5005の範囲内の粗骨材の粒度がコンクリートの圧縮強度に及ぼす影響を明らかにするために,余剰ペースト理論に基づき,混合実積率から求めたコンクリートの余剰ペースト量と圧縮強度の関係について検討した。その結果,粗骨材の粒度が異なるコンクリートの圧縮強度は,いずれの骨材もJIS A 5005の範囲内において中心値>上限値>下限値の順に小さくなる傾向を示した。また,粗骨材の粒度が異なるコンクリートの圧縮強度は修正混合実積率から求めた余剰ペースト量に密接な関係があることを示した。