コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 施工/舗装・ダム/マスコンクリート

施工Ⅱ

2019年7月10日(水) 15:45 〜 18:00 第7会場 (204会議室)

座長:竹田宣典(土木), 笠井浩(建築)

[1220] センサによる温度測定値に基づく自動加熱養生システムの開発

山本秀之1, 西島茂行1, 野口貴文2, 友寄篤2 (1.児玉, 2.東京大学)

キーワード:cold weather concreting、effective material age、formwork、heat curing、sensor、strength estimation、コンクリート型枠、センサ、加熱養生、寒中コンクリート、強度推定、有効材齢

著者らは既に若材齢コンクリートの品質向上を目指し,有効材齢による強度推定を目的としたコンクリート初期養生強度推定システムを開発した。 本システムはセンサユニットに実装された温度センサによりコンクリート表面の温度履歴から強度をリアルタイムに推定するものである。今回は,寒中コンクリート対策として,ヒータによる加熱制御を自動で行なうアクティブ型システムを試作し評価を行なった結果,環境温度が0℃の場合においてもコンクリート温度を5℃に保つことが出来ると共に,従来のジェットヒータを用いた場合よりもコストメリットが得られる可能性を見出すことが出来た。