コンクリート工学年次大会2023(九州)

講演情報

第45回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » アルカリシリカ反応 ・DEF

アルカリシリカ反応 ・DEF

2023年7月7日(金) 10:00 〜 12:00 第3会場 (503)

座長:佐藤賢之介 (土木),吉田夏樹 (建築)

[1096] 富山県内の高速道路橋から採取したコアによるアルカリシリカ反応性と潜在膨張性の評価

可計皓規1, 河尻留奈1, 名古屋通義1, 鳥居和之1 (1.中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋)

キーワード:ASR、骨材の岩石・鉱物学的調査、構造物のASR劣化度、コンクリートの潜在膨張性、asr、petrographic and mineralogical investigation of aggregates、degree of asr deterioration of structures、potential expansion of concrete

富山県内の高速道路橋では,河川産骨材が使用されており,河川水系ごとの後背地の岩石・地質条件の相違により,所謂,”急速膨張性”と”遅延膨張性”の両反応性骨材が存在する。そこで本研究では,富山県内の河川水系による流域区分を考慮して,河川産骨材の岩石学的特徴とアルカリシリカ反応性の大小を調べるとともに,高速道路橋の2橋梁・橋台から採取したコアにより,構造物のASR劣化度とコンクリートの潜在膨張性との関係について検討した。