コンクリート工学年次大会2023(九州)

講演情報

第45回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 非破壊検査・診断 (鋼材腐食)/非破壊検査・診断(物性・耐久性)

非破壊検査・診断 (鋼材腐食)/非破壊検査・診断(物性・耐久性)1

2023年7月5日(水) 13:00 〜 15:00 第5会場 (412)

座長:林和彦 (土木),山﨑順二 (建築)

[1216] アンカーボルトの定着に用いる固着剤劣化に関する非破壊検査手法に関する研究

東田梨穂1, 市川妃奈子1, 大下英吉1 (1.中央大学)

キーワード:アンカーボルト、電磁誘導、非破壊検査、赤外線サーモグラフィ、anchor bolt、electromagnetic induction、infrared thermography、non-destructive inspection

本研究は電磁誘導加熱を利用して非破壊・非接触にてコンクリート内部のアンカーボルトを模擬した アンカーボルトを加熱し,コンクリート表面の温度性状からアンカーボルトの定着性状を評価する手法の構 築を行ったものである。既往の研究ではアンカーボルトを模擬した鉄筋の定着性状を評価するために鉄筋埋 設領域を加熱する事の出来る最適システムの構築を解析的に検討した。著者らはアンカーボルトの定着に用 いる固着剤劣化による亀裂やアンカーボルトの腐食を想定し電磁誘導解析を行い,本研究における最適シス テムの適用限界を解析的に検討した。