日本金属学会2024年秋期(第175回)講演大会

講演情報

公募シンポジウム講演

[S2] S2.ハイエントロピー合金の材料科学 (XI)(1)

2018年秋期講演大会より継続的に同一テーマにてシンポジウムを開催しており、今回がその第11弾となる。この研究分野は、現在世界的にも活況を呈しており、ハイエントロピー合金に関するシンポジウムがTMSやMRSなどの定期大会だけでなく独立な国際会議としても多数開催されている。本シンポジウムでは、ハイエントロピー材料の基礎及び応用に関する実験・理論計算からの研究に関する講演を広く募り、大学・企業・研究所の研究者の活発な議論の場を提供するとともに、これら研究者の有機的連携を促進しつつ、ハイエントロピー合金に関する科学的な疑問を解明すべく企画した。我が国においても、科研費・新学術領域研究「ハイエントロピー合金」(2018-2022年度)において数多くの有意義な研究成果が得られた他、そこから派生した研究プロジェクトが現在も国内で多数進行中である。この分野における最新知見の共有および幅広い議論を行うことにより、これまでに行われてきた研究のさらなる進展が期待される。
(第3分野、第4分野、および第8分野共催)

2024年9月18日(水) 13:00 〜 16:50 M会場 (全学教育推進機構講義B棟2階B208)

座長:榎木 勝徳(島根大学)、西本 昌史(東北大学)

14:50 〜 15:30

[S2.5] [基調講演] 不均一電解液を用いる耐摩耗性CrCoNiミディアムエントロピー合金電析

*深見 一弘1 (1. 京都大工)

キーワード:電析、不均一電解液、ミディアムエントロピー合金

金属電析では常温、常圧で金属薄膜を作製できる。しかし、一般的に多元系合金電析は組成制御が難しい。我々は、相分離構造を示す電解液を用いることで耐摩耗性のCrCoNiミディアムエントロピー合金の電析に成功した。

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