13:45 〜 15:15
[O02-P65] アメリカカブトガニの系統について
「生きた化石」といわれる「カブトガニ」は二億年もの間、その形態を変えていない。その証拠としてはドイツのゾルンフォーフェンのジュラ紀後期の地層から発見されたメソリムルスという生物の形態と現存する三種のカブトガニの形態が似ていることである。しかしながらアメリカカブトガ二だけはその系統でないとされている。今回、私はアメリカカブトガニが生息する北アメリカ大陸の成り立ち、アメリカカブトガニの成長過程で現れる形態と共通する生物が存在したかどうか、また、浅瀬で生息していたであろうアメリカカブトガニの形態的特徴から、彼らの祖先を探った。