セッション情報
[JJ] Eveningポスター発表
セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-TT 計測技術・研究手法
[M-TT37] 地球化学の最前線:高度分析装置と地球惑星科学
2018年5月20日(日) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)
コンビーナ:角皆 潤(名古屋大学大学院環境学研究科)、高橋 嘉夫(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、飯塚 毅(東京大学)
地球化学は年代測定から温室効果気体の定量まで、分析を起点とした高度な技術と発想で、地球惑星科学の幅広い分野に渡ってその発展を支えてきた。今年度も日本地球化学会有志で「地球化学の最前線」セッションを企画することになったので、「地球化学」に関わる最新の研究成果の投稿を期待する。
その上で、地球化学分野では現在、分析を支える機器類の高度化・複雑化が進み、一部の最先端機器は、個人や少数の研究グループでは、その導入や維持が不可能なほど高額でかつ複雑になってきている。そこで今年度は、「地球化学の最前線」セッション内に、「高度分析装置と地球惑星科学」サブセッションを設けたので、こちらでは、高度分析装置を用いた最前線の研究事例について、その意義や成果はもちろん、その導入&維持の手法や工夫も含めて概観するような報告を歓迎したい。また、昨今の地球化学の置かれたこのような現状に関して、日本地球化学会以外の皆様からの期待や苦言、アドバイスに関する投稿も歓迎する。さらに高度分析装置を代替するような工夫や努力に関する報告も歓迎したい。
金 泰辰1、*小畑 元1、真塩 麻彩実2、蒲生 俊敬1、武田 重信3 (1.東京大学大気海洋研究所海洋化学部門海洋無機化学分野、2.金沢大学理工研究域物質化学系、3.長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科)
*川口 慎介1 (1.海洋研究開発機構)