日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[JJ] 口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-DS 防災地球科学

[H-DS12] 人間環境と災害リスク

2018年5月23日(水) 13:45 〜 15:15 201B (幕張メッセ国際会議場 2F)

コンビーナ:青木 賢人(金沢大学地域創造学類)、松多 信尚(岡山大学大学院教育学研究科)、須貝 俊彦(東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻、共同)、小荒井 衛(茨城大学理学部理学科地球環境科学コース)、座長:青木 賢人(金沢大学地域創造学類)

14:00 〜 14:15

[HDS12-02] 鹿児島県奄美大島における1960年チリ地震津波波高の再検討

*井村 隆介1 (1.鹿児島大学 大学院理工学研究科)

キーワード:奄美大島、1960年チリ地震津波、聞き取り調査

住民への聞き取り調査によって,奄美大島における1960年チリ地震津波波高を明らかにした.奄美大島では情報の得られたすべての地域で1m以上の津波があったことがわかった.奄美大島本島の南西部や西部の沿岸においても奄美大島本島北部地域同様に3m-4mの津波があったこと,奄美大島南部の加計呂麻島俵で最大波高を記録していたこと,が新たに明らかになった.