*若林 大佑1 (1.高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所)
セッション情報
[J] 口頭発表
セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-TT 計測技術・研究手法
[M-TT51] 地球化学の最前線
コンビーナ:橘 省吾(東京大学大学院理学系研究科宇宙惑星科学機構)、横山 祐典(東京大学 大気海洋研究所 高解像度環境解析研究センター)、鍵 裕之(東京大学大学院理学系研究科附属地殻化学実験施設)
地球惑星科学は、新しい化学分析技術を導入し、化学の視点を取り入れることにより、大きな発展を遂げ、新たなフロンティアを開拓することに成功してきた。分析技術の発展により、我々は大量の情報、あるいは全く新しい測定結果を得ることが可能となったが、データは複雑化し、その解析にはより精密かつ高度な専門知識が必要となりつつある。そのため、日本の地球惑星科学がさらに大きく発展し、世界の先導的立場であり続けるためには、最先端の化学的手法を開発する研究者と、それを応用する研究者が分野の垣根を越えて知識を共有し、相互に意思疎通を図りながら新たなブレークスルーを目指していくことが必要である。 本セッションでは、萌芽的なものも含めた先端的分析技術、最新の研究成果を持ち寄って、その意義や問題点を検討し、将来の研究の方向性や研究協力の可能性を議論する機会を提供することを目的とする。 また、今後の地球化学をリードする研究計画の提案を含んだ発表や、地球化学の将来を長期的に展望した発表の申込みを歓迎する。地球惑星科学の様々な分野の研究者が参加し、分野を横断した議論を行うことを期待する。
島崎 智広1、*小畑 元1、田副 博文2、乙坂 重嘉1、武田 重信3 (1.東京大学大気海洋研究所海洋化学部門海洋無機化学分野、2.弘前大学被ばく医療総合研究所、3.長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科)
*Adam David Sproson1,2、Toshihiro Yoshimura2、Takahiro Aze1、Yusuke Yokoyama1,2、Naohiko Ohkouchi2、Tsuyoshi Ishikawa3、Shigeyuki Wakaki3 (1.Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo、2.Department of Biogeochemistry, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology、3.Kochi Institute for Core Sample Research, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology)