JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般

[H-CG34] 人間の社会活動と地球惑星科学

コンビーナ:天野 一男(東京大学空間情報科学研究センター)、小口 高(東京大学空間情報科学研究センター)、伊藤 昌毅(東京大学生産技術研究所)、山本 佳世子(国立大学法人 電気通信大学)

[HCG34-P08] オンライン・オフラインの相互作用によるコミュニティ形成最新状況

*伊藤 昌毅1 (1.東京大学生産技術研究所)

キーワード:SNS、オンラインサービス、コミュニティ形成

筆者は、2011年に本大会において「ソーシャルメディアを基点とした GIS 技術情報交換コミュニティの形成」と題して、Twitterによるオンラインのコミュニティ形成とオフラインの場での勉強会の相互作用によるコミュニティ形成について報告した。当時始まりつつあったこのようなコミュニティ形成のあり方は、手法はより洗練されつつも現在まで引き続き社会における新しい人の繋がり方、価値を生み出す場の作り方として機能している。この発表では、このようなコミュニティ形成の最新の状況を筆者の周りの具体事例を踏まえながら紹介する。特に、動画によるコンテンツ制作やカンファレンス中継が容易になり、LTEの普及により回線の制約もかつてに比べて緩和された。SNSにおいても、Facebookによる実名での交流が珍しいものではなくなってきた。こうしたことがもたらすインパクトを整理し報告する。