日本地球惑星科学連合2021年大会

セッション情報

[J] 口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般

[H-CG27] 日本の原子力利用と地球科学:3.11から10年

2021年6月5日(土) 15:30 〜 17:00 Ch.17 (Zoom会場17)

コンビーナ:末次 大輔(海洋研究開発機構 海域地震火山部門 火山・地球内部研究センター)、寿楽 浩太(東京電機大学工学部人間科学系列)、金嶋 聰(九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門)、鷺谷 威(名古屋大学減災連携研究センター)、座長:末次 大輔(海洋研究開発機構 海域地震火山部門 火山・地球内部研究センター)、鷺谷 威(名古屋大学減災連携研究センター)

2013年JpGU大会以来、日本における原子力発電と地球惑星科学の関わりについてオープンな議論を行う場をつくり、年ごとに視点を変えながら議論を続けてきた。これまでのセッションで、地震・津波・火山噴火などの自然災害に対する原子力発電所や高レベル放射性廃棄物処分の安全性とリスク、原子力と地球科学の関わり方、社会に対する情報発信のあり方などについて様々な議論を行ってきた。2011年福島第一原子力発電所事故から10年の節目である現在も、原子力発電所の再稼働、高レベル放射性廃棄物処分、福島第一原発での処理済汚染水の処分などに関する社会的関心は依然として高い。本セッションでは、これまでのJpGUセッションならびにメディアを含む様々な場における議論を振り返る。その上で、大きな不確実性を伴う地学現象を扱う地球科学者は、原子力に関わる諸問題とどのように向き合い、社会の意思決定に対してどう関わるべきか、理学・工学・社会科学にまたがる分野横断的な議論を通して3.11から10年を経た現在の認識の到達点を確認し、今後の展望について議論したい。広く地球科学と原子力の関係一般についての発表も歓迎する。

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