日本地球惑星科学連合2021年大会

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[U-11] 多様性と平等-日欧米の地球惑星科学分野からの報告と今後の展望

2021年6月4日(金) 13:45 〜 15:15 Ch.01 (Zoom会場01)

コンビーナ:堀 利栄(愛媛大学大学院理工学研究科 地球進化学)、小口 千明(埼玉大学大学院理工学研究科)、Claudia Jesus-Rydin(European Research Council)、田近 英一(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、座長:堀 利栄(愛媛大学大学院理工学研究科 地球進化学)、坂野井 和代(駒澤大学)、阿部 なつ江(国立研究開発法人海洋研究開発機構研究プラットフォーム運用開発部門マントル掘削プロモーション室)

過去数十年で、地球惑星科学における女性の過小評価に関する意識を高める努力がなされ
てきました。これまでに多くの取り組みが為されましたが、その成果は果たしてどの程度
あったでしょうか? その進歩は遅く、障壁は複雑であり、女性を含むマイノリティーの
過小評価は依然残っています。ジェンダーの平等は基本的な人権のみならず社会基盤とし
て必須であることが、いまや世界の共通認識となっています。持続可能な未来への解決策
を見出すためには、あらゆる人の才能を引き出す必要があるのです。事実、文化、国家、
性別における過少評価は現実に起こっていますが、そのような状況が続けば地球科学を含
む世界中のSTEM分野にわたる研究投資から最大の価値を得ることはできません。
JpGU、AGU、EGUが効果的に連携をとることにより、この地球惑星科学分野におけるこ
の問題を考え改善策を見出すことを共通の目標とし、本セッションを企画しました。

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