17:15 〜 18:30
[O02-P06] COVID-19対策下でのしかりべつ湖コタンの開催
キーワード:新型コロナウイルス感染症、ジオパーク
とかち鹿追ジオパークは、北海道十勝地方にある鹿追町全域を対象エリアとしたジオパークである。「火山と凍れ(しばれ)が育む命の物語」をテーマとし、寒冷な気候と関連するサイトが複数存在する。鹿追町北部にある然別湖は、とかち鹿追ジオパークの代表的なサイトで、冬季に全面結氷する。この然別湖では、1980年より冬季に「しかりべつ湖コタン」と題した催しが開催されてきた。コタンはアイヌ語で村・集落を意味し、凍結した然別湖上に村が出現する。このイベントでは、氷と雪を使ってイグルーと呼ぶ多数の建造物をつくり、アイスバーや氷上露天風呂、コンサートなどが開催される。この「しかりべつ湖コタン」も、とかち鹿追ジオパークの重要なサイトである。
2021年の「しかりべつ湖コタン」は、国内の多数の催しがコロナ禍の影響で中止となるなか、COVID-19対策を徹底した上で、2021年1月30日から約2ヶ月間の会期で開幕した。本発表では、COVID-19対策下でのイベントの実際について報告し、COVID-19影響下でのイベントのあり方について議論する。
2021年の「しかりべつ湖コタン」は、国内の多数の催しがコロナ禍の影響で中止となるなか、COVID-19対策を徹底した上で、2021年1月30日から約2ヶ月間の会期で開幕した。本発表では、COVID-19対策下でのイベントの実際について報告し、COVID-19影響下でのイベントのあり方について議論する。