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[HCG21-P02] 2023年度のCTBT PS22松代主要地震観測所の管理と運用について
キーワード:CTBT、National Data Centre、Earthquake
CTBT PS22松代主要地震観測所は、長野県長野市、上田市、坂城町にまたがる群列(アレイ)地震観測所である。直径約5kmと約10kmの円周上および円の中心付近に設置した計15地点の地震観測サイトと、これらのデータを24時間オンラインで収集・送信するために設置した施設(CRF)から構成されるシステムで、2004年12月に運用を開始した。地表付近のノイズを軽減するため、ほとんどの地震計はボアホール内の地下29~45mに設置して観測している。一般財団法人 日本気象協会(JWA)はPS22松代主要地震観測所の運用と管理を運用開始時から担当している。2023年度においては、通常の運用作業、管理作業に加えて、データ集約用のワークステーションの更新、地震観測サイトのUPSの交換、一部の地震観測サイトでの地震計交換等を実施した。本発表ではPS22松代主要地震観測所の概要と2023年度に実施した管理と運用作業を紹介する。