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[MIS08-09] 他地域の災害発生時、ジオパーク活動を科学が支える=JGASUの緊急学習会報告
キーワード:ジオパーク、令和6年能登半島地震
2024年1月1日に、能登半島で発生した地震は、被害の中心は能登半島中心だったが、津波や揺れに襲われた糸魚川、立山黒部、白山手取川、佐渡などのジオパークなどで被害が発生した。ジオパーク活動支援のために学術的な勉強会の企画などを役割とする日本ジオパーク学術支援連合(JGASU)では、委員でもある著者の呼びかけにより、地震から1カ月足らずで、「令和6年能登半島地震緊急オンライン学習会」を開催。地震、活断層、地質、応用地質、地形学、地理学の関係学会の研究者から、その時点での分かっていること、分からないことについて、ジオパーク関係者向けの解説が行われ、39のジオパークから300人近い参加者があった。大地の営みの痕跡であるジオサイトを中核に置いて、大地と人や生態系のつながりを行かした活動を行うジオパークにとって、災害の発生から学ぶことは多くある。UGGpのトップ10トピックスの一つに自然災害があげられているのも、そのためである。参加者アンケート結果の分析などから、今後、何が求められているかを考察する。