[U-13] 日本地球惑星科学連合における学術出版：PEPS誌創刊10周年

[U13-01] PEPS（Progress in Earth and Planetary Science）の創刊と10年間の発展

*川幡 穂高¹ (1.早稲田大学　理工学術院　大学院創造理工学研究科)

キーワード：PEPS（Progress in Earth and Planetary Science）、オープンアクセスジャーナル、インパクトファクター、地球惑星科学

PEPS（Progress in Earth and Planetary Science）はJpGUとJpGU参加学会が協力してSpringer-Natureから出版する，査読者付きオープンアクセス・英文電子出版ジャーナルである．2014年に創刊され，来年で19周年を迎える．PEPSは地球惑星科学の専門および横断的分野のトピックスを扱う．オリジナル論文の他に，特にReview論文を20%ほど出版できるよう努力している．近年ではData論文扱い，オープン型の特集号（SPEPS）を促進している．PEPSは長く引用される，データや解析が豊富な論文が多いのが特徴である． PEPSの最新ジャーナル評価は5-year IF4.1（2-year IF3.9），CiteScore 7.0に到達した．これは内外の地球惑星科学のコミュニティの努力のおかげでと感謝するとともに，今後ともすばらしい研究成果のご投稿をお願いする次第である．