2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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口頭発表

一般セッション » [一般セッション] 12.ヒューマンインタフェース・教育支援

[1L3] ヒューマンインタフェース・教育支援-教育・学習支援(3)

2018年6月5日(火) 17:20 〜 18:40 L会場 (3F サファイアホール飛鳥)

座長:曽我 真人(和歌山大学)

18:00 〜 18:20

[1L3-03] 事象関連電位P300計測のためのフィードバック付きオドボール課題呈示法についての検討

〇小池 忠1、吉川 大弘1、古橋 武1 (1. 名古屋大学)

キーワード:P300、オドボール課題、フィードバック

P300とは事象関連電位の一種であり,低頻度の刺激を呈示してから約300ms後に生じる陽性電位である.P300の計測にはオドボール課題が用いられる.本稿では,オドボール課題にフィードバックを付けた際の効果についての検討を行う.ここでのフィードバックとは,ユーザの行動に対する正誤判定を指す.結果として,SD法における“楽しい”,“飽きない”の2項目でフィードバックありのオドボール課題の方がフィードバックなしのオドボール課題よりもスコアが高くなったが,P300の頂点潜時と振幅に差はみられなかった.