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[1L3-03] 事象関連電位P300計測のためのフィードバック付きオドボール課題呈示法についての検討
キーワード:P300、オドボール課題、フィードバック
P300とは事象関連電位の一種であり,低頻度の刺激を呈示してから約300ms後に生じる陽性電位である.P300の計測にはオドボール課題が用いられる.本稿では,オドボール課題にフィードバックを付けた際の効果についての検討を行う.ここでのフィードバックとは,ユーザの行動に対する正誤判定を指す.結果として,SD法における“楽しい”,“飽きない”の2項目でフィードバックありのオドボール課題の方がフィードバックなしのオドボール課題よりもスコアが高くなったが,P300の頂点潜時と振幅に差はみられなかった.