2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

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インタラクティブ発表

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[3Pin1] インタラクティブ(1)

2018年6月7日(木) 09:00 〜 10:40 P会場 (4F エメラルドロビー)

09:00 〜 10:40

[3Pin1-48] 骨格検出とベッド位置検出の組合せによる患者の端座位推定に関する初期検討

〇井上 円1,2、田口 亮2、梅崎 太造2,3 (1. アイホン株式会社、2. 名古屋工業大学、3. 東京大学)

キーワード:姿勢検出、物体検出、ニューラルネットワーク

入院患者の看護を担当する看護師の業務は,ひとつのミスや見逃しが重大な事故に繋がる業務であり,看護師は高いストレスに晒されている.とりわけ,注射・予薬,チューブ接続,転倒転落の3項目は重大な事故に繋がる要因であり,看護業務の大きな負荷要因とされている.我々は,看護業務の負荷を低減する為に,カメラ映像を用いて患者の離床動作の初期姿勢である端座位を推定した.本稿では研究の初期検討として,患者の骨格位置の検出結果と,ベッド位置の検出結果とそれらの統合処理の3種類の処理結果を組み合わせて患者の端座位を推定した.シミュレーション環境で患者の姿勢を撮影した静止画を用いた評価の結果,評価データに対して98.6[%]の精度で端坐位とその他の動作を識別した.