2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

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[1E4-J-12] ヒューマンインタフェース・教育支援: 身体と運動

2019年6月4日(火) 17:20 〜 18:40 E会場 (301A 中会議室)

座長:稲葉 通将(電気通信大学) 評者:西原 陽子(立命館大学)

17:40 〜 18:00

[1E4-J-12-02] HMDとトラッキングセンサーを用いたテニス練習支援システム

〇西本 林太郎1、岡本 勝1、松原 行宏1、岩根 典之1 (1. 広島市立大学大学院)

キーワード:仮想現実、ヘッドマウントディスプレイ、テニス

本稿では、ヘッドマウントディスプレイとトラッキングセンサーを用いたVR型テニス練習支援システムを提案する。 このシステムでは、ユーザは仮想環境内に構築された仮想テニスコートでラケットを振ることによってスイングを練習することができる。 ヘッドマウントディスプレイおよび実際のラケットに取り付けられたトラッキングセンサーを使用することによって、頭部の位置およびラケットの位置を測定することができる。 測定された情報から、仮想ラケットと仮想ボールとの間の相互作用が計算され、この計算結果は仮想環境におけるフィードバックとしてユーザに示される。 検証実験では、HMDを用いたシステムと2次元映像を用いたシステムを比較を行った.実験結果より仮想ボールの軌跡を示すために、ヘッドマウントディスプレイを使用することが2次元映像のディスプレイよりも効果的であることが確認された。