18:00 〜 18:20
[1J4-GS-9a-03] 姿勢推定による作業同定ー作業偏差の定量化に向けてー
キーワード:行動推定、情報可視化、産業応用
多くの製造現場においてデジタル化が推し進められる今日,現場に根付くリアルデータを活かす要素技術が求められている.本研究では,汎用的な姿勢推定モデルを用いて,動画データから組立作業の一連の工程を同定する問題に取り組む.人の手が介在する組立作業においては,熟練度や工程に応じて作業時間の変動が生じる.本研究では,この時間的変動を作業偏差と呼び,姿勢推定による作業同定を介したケーススタディを通して,作業者・工程毎の作業偏差を定量化することを試みる.4つの工程からなる簡易的作業の同定問題では,識別精度は約85%以上であり,4工程を正確に同定できることを確認した.他方,作業工程数を15に増やした場合,一部の工程で同定できないものが存在した.作業偏差を定量化するケーススタディでは,人手による同定結果と機械学習モデルによる同定結果の2つをそれぞれ用いて評価を行った.作業時間に関わる問い合わせ文を用意し,人手とモデルそれぞれでクエリ結果を比較した.
講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。