2021年度 人工知能学会全国大会(第35回)

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[3I2-GS-5e] エージェント:応用

2021年6月10日(木) 11:00 〜 12:40 I会場 (GS会場 4)

座長:松島 裕康(滋賀大学)

11:00 〜 11:20

[3I2-GS-5e-01] MCS-AI動的連携モデルがゲームデザインに与える影響の比較検証実験

〇三宅 陽一郎1、鳥海 不二夫2 (1. 立教大学大学院人工知能科学研究科、2. 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻)

キーワード:キャラクターAI、メタAI、ナビゲーションAI、スパーシャルAI、インタビュー

本比較検証実験の目的は,デジタルゲームAIにおいて著者が提案するMCS-AI動的連携モデル(Meta-Character-Spatial AI Dynamic Cooperative Model)がゲームデザインに対してアイデアの多様性をもたらすことを検証することである.MCS-AI動的連携モデルを知った被験者のゲームデザインのアイデアを,知らせなかった被験者と比較することで,MCS-AI動的連携モデルのゲームデザインのアイデアへの影響を比較検証する.被験者は解説文を読んだあと,自由記述式アンケートに回答を記述する.26人の被験者に対するアンケート文を自然言語解析を行い,MCN-AI連携モデル(従来のモデル)のみを知らせた場合と,MCS-AI動的連携モデルも知らせた場合とで,ゲームデザインアイデアにどのような変化が行われるか,を比較した.解答文の形態素解析によってキーワード抽出し共起ネットワークを生成することで,MCS-AI動的連携モデルを調べたグループの回答が、よりAIと連携したアイデアを提案することを明らかにした.

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